2015年5月23日土曜日

カメラのこと (ミラーレスの長所)

<備忘録>

先日、ソニーの方とお話しする機会があり、「なるほど!」と思ったことを書いておきます。

ミラーレスの特徴は、ナントいってもミラーボックスがない。

(ミラーボックス・・・従来の一眼レフでは、撮影前、カメラのファインダーを覗いて写したい被写体を確認し、シャッターを押すとカメラの中のミラーが跳ね上がって、フィルムやイメージセンサーに光を届けていました。そのミラーが跳ね上がるようなユニット一式をミラーボックスといいます。)

なので、従来の一眼レフはシャッターを押したときミラーボックスのミラーが跳ね上がってもカメラに取り付けられたレンズに接触しないように、ある程度の距離(バックフォーカス)が必要でした。

ミラーボックスがないミラーレス(だから、mirror less)はその空間が必要なく、そのためレンズの設計の自由度があがりました。

反対に、一眼レフはミラーボックスの空間スペースを考えて、設計しなければならなかったし、なによりも奥まったところにある(バックフォーカスの長い)フィルムやイメージセンサーに光を届けるために一度光を周囲に増幅し、再び一点に集約しなければ、届かないそうです。(広角レンズの場合)

望遠レンズの場合は、焦点距離(レンズとフィルムやイメージセンサーとの距離)が長いので、一眼レフもミラーレスも条件は同じなので、ミラーレスだけのメリットはないのですが、前述のとおり、広角レンズの場合は、バックフォーカスを短くなれば、色収差(写真を撮影したときに実際にはない色が、被写体の周りに発生する(紫色などのにじみ)を抑えられるそうです。

ですので、ミラーレスを買ったら、広角レンズをぜひご購入下さいとのことです。

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